ダージリンの東端 ティースタ渓谷、平均標高500mと、数あるダージリン茶園の中でもかなり低い場所にあり、ヒマラヤ山脈の雪景色が望めることから、近年『スノービュー』と改名したオーガニック農法を採用する隠れた名園です。
茶品種はチャイナ種(=ダージリンの在来種)タイプで 早春に摘まれた特別(EX)ロット、短い発酵時間で仕上げられた グリニッシュで大きくしっかりとした堅さのリーフが特徴です。
透明感ある明るいイエローの水色、瑞々しいタッチとともに
爽やかなフローラル系の強い香りが放たれますが、同時にその香りの奥に 南方の果実のような印象を微かに感じます。
そして冷めるにつれ、熱いうちは隠れているお茶の素顔がだんだんと顔を出し、飲み終えた後も鼻腔に残るほのかな余韻(アフターノート)がとても心地良い春摘みのダージリンです。
お奨めの抽出条件は、80〜90℃の温度帯で4〜5分間置いてください。『低めの湯温 × 長めの抽出時間』にすることで、お茶のもつ旨みがじっくりと抽出されます。
もし、ダージリン特有のデリケートな渋みが気になる方は、お湯の温度を80℃以下まで下げ、抽出時間を1分間延ばして抽出してみてください。角が取れて丸みを帯びたようなまろやかなイメージのお茶になります。
ふんわりとやわらかい口当たり、口中にほのかに残る余韻が心地良いお茶です。渋みが少なくて印象的な薫りのダージリンが好きな方にお奨めします。
◆ダージリンの春の新茶(ファーストフラッシュ)は、冬に間に蓄えた養分(旨み)をたっぷり含んだ繊細なお茶です。お茶の甘みを引き出し生かすため、若干低めの湯温(80〜90℃程度)で淹れるのがコツです。ただし、抽出温度を下げると口あたりはまろやかになりますが、お茶の香りは弱まります。
◆高温で淹れるほど、コクと渋みが増しますのでご留意ください。
◆時間が経って少し冷めたころに、そのお茶のもつ個性(キャラクター)をはっきりと感じることができます。
◆ストレートでお召し上がりください。
◆夏季は水出しアイスティーもお奨めです。
▶水出しアイスティーの作り方はこちら
原産国 : インド
茶 園 : ダージリン / スノービュー茶園
等 級 : FTGFOP1 SPRING CHINA
リーフ5g(ティースプーン2〜3杯)に対し湯量360cc(ティーカップ3杯分)
おすすめの抽出条件:80〜90℃の湯温で4〜5分間
▶”紅茶のシャンパン” 魅惑のダージリン のページへ