■ダージリンの2025年 春摘み新茶が到着しました。
2002年からオーガニック農法を採用し、個性的なお茶を作り続ける アリヤ茶園の春摘み紅茶です。標高1,400m、ダージリンの中では北部に位置する比較的に中規模の茶園です。
茶品種はチャイナ種(=ダージリンの在来種)タイプの特別ロットですが、おおよそ
チャイナ種とは思えない グリニッシュで大きなリーフが特徴です。透明感あるイエローの水色、熱湯で抽出してもコクと渋みは控えめで、飲み始めて少し冷めたころに、熱いうちは隠れている表情=アフターノート(余韻)がだんだんと顔を出します。その特有のフローラルな芳香がとっても上品で爽やかです。
お奨めの抽出条件は、
80〜90℃の温度帯で4〜5分間置いてください。『低めの湯温 × 長めの抽出時間』にすることで、お茶のもつ旨みがじっくりと抽出されます。
もし、ダージリン特有のデリケートな渋みが気になる方は、お湯の温度を80℃以下まで下げ、抽出時間を1分間延ばして抽出してみてください。角が取れて丸みを帯びたようなまろやかなイメージのお茶になります。
ふんわりとやわらかい口当たり、口中にほのかに残る余韻が心地良いお茶です。渋みが少なくて印象的な香りのダージリンが好きな方にお奨めします。
一方、キレのある上質な渋み=brisk(ブリスク)を求められる方は、完全沸騰の100℃×3〜4分間抽出もお奨めです。
◆ダージリンの春の新茶(ファーストフラッシュ)は、冬に間に蓄えた養分(旨み)をたっぷり含んだ繊細なお茶です。お茶の甘みを引き出し生かすため、若干低めの湯温(80〜90℃程度)で淹れるのがコツです。ただし、抽出温度を下げると口あたりはまろやかになりますが、お茶の香りは弱まります。
◆高温で淹れるほど、コクと渋みが増しますのでご留意ください。
◆時間が経って少し冷めたころに、そのお茶のもつ個性(キャラクター)をはっきりと感じることができます。
◆ストレートでお召し上がりください。
◆夏季は水出しアイスティーもお奨めです。
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原産国 : インド
茶 園 : ダージリン / アリヤ茶園
等 級 : FTGFOP1 SPRING DELIGHT
リーフ5g(ティースプーン2〜3杯)に対し湯量360cc(ティーカップ3杯分)
おすすめの抽出条件:80〜90℃の湯温で4〜5分間
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