GMTでは久々に登場、プッタボン茶園のFTGFOP1グレードの正統派チャイナ種(ピュア チャイナ)ダージリンです。標高1,400m、ダージリンの中では最も北に位置する、歴史的にも最古級の茶園で、2009年からオーガニック農法を採用しています。
同年同時期に製造された "セリンボン茶園" と比べると、
濃いオレンジ色の水色で深いコクがあり、クリアでキレのある味わいです。
近年のダージリンに多い火の芳ばしさ(=ムスク系)も少し感じますが、白ブドウのような(=マスカテル系)薫りのニュアンスで、ほのかに残る余韻がとても心地良いです。
セカンドフラッシュらしいしっかりとした味わいのダージリンですので、
英国式の紅茶の愉しみ方として、リーフをポットに浸したまま(キープ イン ポット)で、甘い洋菓子とペアリングしながら、ダージリンのミルクティーを愉しみたい方にもお奨めです。
どちらかというと、渋みが少なくてまろやかな印象のダージリンが好きな方には、
"セリンボン茶園 / FTGFOP1 MUSCATEL" をお奨めします。
お奨めの抽出条件は、湯温90℃×4分間抽出ですが、もし、ダージリン特有のデリケートな渋みが気になる方は、お湯の温度を80℃程度まで下げ、抽出時間を1分間延ばして抽出してみてください。
角が取れて丸みを帯びたようなまろやかなイメージのお茶になります。
湯温はそのままで、抽出時間を3分間と短めに置き、軽めにさらりといただくもよし、お使いになる地域の水質にもよりますので、条件を変えてお試しいただき、好みのお茶のイメージを探してみてください。
◆ダージリンは、紅茶らしいコクと日本茶のような繊細さを併せもつお茶です。お茶の甘みを引き出すために若干低めの湯温で淹れるのがコツです。
◆高温で淹れるほど芳ばしくなり、渋みも増しますのでご留意ください。
◆ストレートでお召し上がりください。
◆夏季は水出しアイスティーもお奨めです。
▶水出しアイスティーの作り方はこちら
原産国 : インド
茶 園 : ダージリン / プッタボン茶園
等 級 : FTGFOP1 MUSCATEL
360cc(ティーカップ約3杯分) : 5g使用
おすすめの抽出条件 : 90〜95℃の熱湯で4分間
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